何も飾る事なく過ぎていく中、最高のプレゼントをもらった。。。
↑ 年々遠ざかっていく、クリスマス。でも、今年もやって来た。。。
↑ 静脈注射の為に毛を剃って1ヶ月。まだこの状態ですが…
まるおと一緒に過ごせたクリスマス☆
直前にまた余り食べなくなったので、新規の缶詰に替えてみたら
気に入ったらしく、イブから今日に掛けてずっと食べてくれた。
何かしら食べ続けてくれれば、その分一緒にいられる。
あとはとにかく、吐かずにいてくれさえすれば…!
でも、これ以上欲張る事は出来ない。
まるおの状態は、毛艶も良く、触るととっても気持ちが良いです。
表情も元気そうで、可愛らしい眼差しも健在。たまに声も出すようになりました。
心臓のドキドキ音も、もう滅多にしなくなったし「一見」落ち着いている印象です。
とにかくストレスが殆どない生活を送っているので、気分は良いはず。
寒い中、私もすっかり家に引きこもっていますが、元気に過ごしています。
Author: YOKO*
まるお時間
リフォーム時に付けたオシャレなフックに 最初に掛けた物は…
↑ 輸液でした。場所も高さもタイミングもこれ以上ないくらい…。
↑ リフォーム前後の一ヶ月間、まるおは比較的元気な方でしたが…
今ではもう、その時の事を「奇跡の一ヶ月」と呼んでいる。
「あれはご褒美だったのかなぁ」と何度も思った。
よく考えると、あれ以前に今の状態になっていても不思議じゃないから。
まるおはずっと 頑張ってくれていたんだ… そう、今も…
その思いに負けないくらい、私たちもずっと全力で頑張っています。
まるおにストレスを与えないように心掛け、ずっとそばについて出来る事を
全てやっているんですが、これが結構楽しくて(嬉しくて)…
「育児ってこんな感じ?」
と、世話を焼ける喜びを感じつつ(もちろん涙する事も多いのですが)
「まるお時間」を精一杯過ごしています。
家庭内では、ずっとネガティブな発言ばかりが飛び交っていましたが
「なるべくそういうのはやめよう」って事にして、まるおにも明るく接するように
していたら、また安定して食べてくれるようになったので、早速 獣医さんに
様子を見に来て頂きました。
先生はまるおに向かって「すごいねー」と感心していた。
ご自分の猫(14歳)が今年の夏、まるおと同じ状態から1週間で亡くなった
と、初めて話して下さいました。
先日で「もうこれが最後の往診なんだ」と思い、玄関先で見送る時に
「あの…」と声を掛け「来て頂けただけで、もう…」と声を詰まらせる私に
何も言えず泣いてらしたのは、うちに来る度そのコの事をいつも思い出して
いらっしゃったんだなぁと思った。
まるおはまだまだ不安定ながらも、今の状態なら「皮下点滴をやってみても
有効かも」という夫の判断を聞いてもらって、やり方を教えてもらいました。
腎不全に付き物の「脱水症状」を少しでも回避すべく、焦らず欲張らず
毎日僅かでも続けていけたらなぁ…と考えています。
何を持って「延命」というのか、いまだわかりかねるんですが
私たちがまるおに「生きていてもらいたい」という以上に、まるお自身が
「生きていたい」と思っている限り、出来るだけの事をしてあげたい。
一度は完全に「生きること」を否定したまるおの意思を尊重して
私たちは静脈注射の針を抜き、「その時」を静かに待ちました。
けれど、今まるおは「もう少し、生きていたい」と頑張ってる。
「まるおはね、生きてるだけで大活躍」」
昨年当たりから言い続けて来た私の言葉の意味が漸くわかったのか
それとも本能で生きようとしているのか…
皆様にはご心配をお掛けしておりますが、もう暫く応援してやって
頂けたらありがたいです。。。
命の時間
12月1日に「余命約一週間」と言われたまるおですが まだ何とか生きてます!
↑ 点滴の針を取ってもらって、漸く自由の身になった直後のまるお。
このコがあと数日で亡くなるかもしれないなんて、信じられなかった。
何も食べない、何も飲まない、余り声を出さなくなった、体力が低下した
という以外は、以前と何も変わらなかったから。
でも、生きるという事は食べるということなんです。
2度目に獣医さんに来てもらった時、静脈注射というものをする前に
それが「延命治療」になると聞いた時は 大変なショックでした。
つい数ヶ月前に、夫と「延命はやめよう」と話し合ったところだったので。
次の瞬間、私は先生に聞きました。
「このコは今、どこか痛かったり苦しかったりするんでしょうか!?」と。
(だったら、治療を諦めなければならない…)
先生がそれはないと仰って下さったので、そのまま点滴をする事に
なりましたが、その注射は1週間を目処にして、続けるなら他の箇所に
針を挿し変えていかなければならないとのことで…
(3日しか持たない事もあれば、10日くらい大丈夫な事もあるらしい)
その後、毎日毎日夫が輸液を買って来てくれて、夜一緒に布団で眠る時間
以外は、朝から晩まで点滴を続けました。「いつやめるべきか」を考えながら…。
ただ、ずっと眠っているだけとは言え、まるおも繋がれてる状態では辛そうで
余りにも可哀想になり、まだ1本点滴が残ってはいたけど
「もうやめよう」という事にしたのが12月1日の朝でした。
↑ もうちょっと我慢してね…2時半頃、先生が来てくれるからね…。
↑ スヤスヤ…とはいかず、呼吸が苦しそうな時もありました。
その後は私も夫も覚悟を決め、全て「まるおの為に」という思いだけで
必死に過ごすうち、「もう二度と何も口にはしない」と決めていたはずの
まるおが、お水と僅かながらも缶詰を食べるようになり、今に至ります。
もちろん、もう体が治る事は絶対にないし、食べたり飲んだりする量も
ここ数日減り続けています。
一時は「もしかしてお正月を一緒に過ごせるかも」という期待を少し
持ったりもしましたが、今見る限りでは厳しいです。
本当だったら、今こうして隣りで眠ってくれてる事すらなかったわけで
感謝しなければなりません。
もう今後は、いつ突然旅立たれても受け入れなければなりません。
最初私は、泣いてわめいて、病床のまるおに自分の思いばかりをぶつけて
最低でした。そして今までずっと、まるおの事を守ってきたつもりでしたが
「守られていたのは私の方だった」と気付かされました。
この小さな命のお陰で、どれほどの幸せをもらったかしれない。
もうまるおにお願いする事は何もない。
「まるくんの好きなようにしたらいいからね。
いいコだったから、これからはご褒美いっぱいもらえるよ。」
往診を頼んだ日
今のPCのデスクトップ画面は、こちらの画像を使用しています。
↑ 4年前のまるおです。14歳って、今にして思えばまだ若かったんだなぁ。
10月に飲まず食わずになり、またもや慌てふためきましたが
その後はとても良い状態を保っていました。
しかし、一昨日からまた一切食べなくなったので、往診をしてくれる
獣医さんを探し、今日診察しに来てもらいました。
そこは大昔、一度だけ三種混合の注射をしに行った事のある病院でしたが
なんとカルテが残っていて、「みゅうちゃんでしたね?今回はこのコじゃ
ないですよね?」と。「いえ、みゅうです。」と言うと、「じゃぁ18歳!?」
と驚かれました。(「みゅう」とは、私がまるおに最初に付けた名前です)
その電話受付をして下さった女性と、先生が今日の午後早速いらしてくれて
注射などの処置を施して下さいました。
夫が心配していた「口内炎」の症状はなく、気分が悪くてご飯が食べられない
みたいなので、それ用の注射と、あとビタミンなどが入った点滴を注射で
ゆっくりじっくり打ってもらい終了。思い切って頼んで良かったです。
もうまるおを外に連れ出す事は難しく、かといって放ってはおけない。
長年連れ添ったまるおに「私達は何をしてやれるだろう…」
この丸二日、本当に精神的に参ってしまって、こちらが口内炎が
出来る始末。僅かな事ですぐ涙が出るので、家の中でもハンカチを
持ち歩き、料理を作ってもマズいものしか出せず、暗い日々でした。
とにかくしょっちゅう泣いているので、目が腫れっぱなしで、そのせいで
ずっと眠いんですよね〜。(瞼が重くて…)
昨夜なんて、お風呂で体を洗いながら眠ってしまいました!
多分一瞬の事だと思いますが、起きた瞬間泡泡状態でびっくりでした。
ところで、まるおは久し振りにご飯を欲しがってくれて、少しだけですが
食べてくれました。このまま回復しても、またすぐ食べれなくなる時が
来るかもしれませんが、今後も出来る限りの事をしていきたいです。
この度まるおには、たくさんたくさん声を掛けた。
今までのお詫びの「ごめんなさい」と、語り尽くせない程の感謝の気持ち
「ありがとう」と、ずっと変わる事のない思い「大好き!」と。
食欲の秋
シャンデリア*
今週、やっと待ちに待ったシャンデリアを取り付けてもらいました ♪
↑ いわゆる垂れ下がったものではなく、シーリングタイプにしました。
↑ 天井の配線が思うようにいかず、結局同じのを2個付けました。
↑ 明るさを調光出来るよう、スイッチも工事してもらいました。
こちらは業者さんも今回入荷するのが初めての品だとかで、楽しみに
していらっしゃいました。ちなみにスペイン製です。
今まで照明器具があった場所が気に入らず、少しでも動かせるようにと
「シーリングメダリオン」なるものを付けてもらいました。
(天井とシャンデリアの間の丸くて白いのがそれです)
当初、工事は2日間で終わるとのことでしたが、結局丸3日かかって
漸く形になってきたかな…というところです。
まだまだ入荷待ちな物が多いし、これから決めていかないといけない事も
あって、全然気持ちが落ち着かない…。
引っ越しの方が断然楽だと思います!!
パラグライダー
トタン屋根の猫
季節の中で
今年はもう「紅葉を撮るのは諦めよう」と思った矢先…
↑ 大阪から来る父を待つ間、ふと目をやった駅のガラスに 色付く木を見た。
↑ そして少し振り返ると、今まで気付かなかった「秋」がそこにあった。
↑ 父を乗せてしまなみ海道を渡り、大島のバラ公園でコーヒータイム。
↑ 父が子供の頃、向こうの小さい島までよく泳いだと言うので撮ってみた。
↑ その後お墓参りを終え、畑仕事に精を出すお婆さんを見つつ親戚の家へ。
↑ 父の従姉妹が撮った写真。コンデジで撮ったというから驚いた!
↑ その後「教えて!」と言われ、プチカメラ教室をする事に。。。
その親戚は、初心者ながらもかなりの腕前でした。
色んな写真を見せてもらいましたが、風景も人物も完璧な出来映えで
きっと、苦手なのはテーブルフォトくらいだろうなと思った。
一年に一度しか会えない人なので、来年また写真を見せてもらおう…。
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ご心配をお掛けしましたが、顔の傷や腫れは随分落ち着いてきました。
今は毎日、まるおのケアと片付けの日々を送っています。
私と夫の部屋を入れ替えたので、細かい物の整理がとても大変なのですが
これを機に、家中の物を見直して 適した場所に収納するよう努めています。
パソコン環境が一気に良くなり、起動も終了もあっという間に出来るのに
これが「いつでも出来る」と思うと、なかなか…。
メールの返信が滞っていますが、どうぞご容赦を!
サヨナラピアノ
今までどうしても手放せなかった物と、ついに決別した。
↑ 中2の頃、祖母に買ってもらったピアノ。
↑ この機に、初めて中を開いてみた。規則正しくキレイに整列してる。
↑ 細かい様々な部品達。一度も故障する事なく、働き続けてくれた。
↑ そして、業者さんに最終チェックされて、このような姿に。
↑ 一度この状態で弾いてみたかったな、なんて。
別れを惜しむ中、予定よりだいぶ早く引き取りに来られて
長時間の点検作業を経て、サヨナラしました。
聞くと、その後は一旦大阪へ送られるそう。
元居た場所へ戻っていくのね…
私は泣かなかった。
住宅事情で電子ピアノを買い、物置きと化していたこのピアノが
いつの日か必要とされる誰かの元へ行って、素敵な音色を
奏でることを願っています。