12月1日に「余命約一週間」と言われたまるおですが まだ何とか生きてます!
↑ 点滴の針を取ってもらって、漸く自由の身になった直後のまるお。
このコがあと数日で亡くなるかもしれないなんて、信じられなかった。
何も食べない、何も飲まない、余り声を出さなくなった、体力が低下した
という以外は、以前と何も変わらなかったから。
でも、生きるという事は食べるということなんです。
2度目に獣医さんに来てもらった時、静脈注射というものをする前に
それが「延命治療」になると聞いた時は 大変なショックでした。
つい数ヶ月前に、夫と「延命はやめよう」と話し合ったところだったので。
次の瞬間、私は先生に聞きました。
「このコは今、どこか痛かったり苦しかったりするんでしょうか!?」と。
(だったら、治療を諦めなければならない…)
先生がそれはないと仰って下さったので、そのまま点滴をする事に
なりましたが、その注射は1週間を目処にして、続けるなら他の箇所に
針を挿し変えていかなければならないとのことで…
(3日しか持たない事もあれば、10日くらい大丈夫な事もあるらしい)
その後、毎日毎日夫が輸液を買って来てくれて、夜一緒に布団で眠る時間
以外は、朝から晩まで点滴を続けました。「いつやめるべきか」を考えながら…。
ただ、ずっと眠っているだけとは言え、まるおも繋がれてる状態では辛そうで
余りにも可哀想になり、まだ1本点滴が残ってはいたけど
「もうやめよう」という事にしたのが12月1日の朝でした。
↑ もうちょっと我慢してね…2時半頃、先生が来てくれるからね…。
↑ スヤスヤ…とはいかず、呼吸が苦しそうな時もありました。
その後は私も夫も覚悟を決め、全て「まるおの為に」という思いだけで
必死に過ごすうち、「もう二度と何も口にはしない」と決めていたはずの
まるおが、お水と僅かながらも缶詰を食べるようになり、今に至ります。
もちろん、もう体が治る事は絶対にないし、食べたり飲んだりする量も
ここ数日減り続けています。
一時は「もしかしてお正月を一緒に過ごせるかも」という期待を少し
持ったりもしましたが、今見る限りでは厳しいです。
本当だったら、今こうして隣りで眠ってくれてる事すらなかったわけで
感謝しなければなりません。
もう今後は、いつ突然旅立たれても受け入れなければなりません。
最初私は、泣いてわめいて、病床のまるおに自分の思いばかりをぶつけて
最低でした。そして今までずっと、まるおの事を守ってきたつもりでしたが
「守られていたのは私の方だった」と気付かされました。
この小さな命のお陰で、どれほどの幸せをもらったかしれない。
もうまるおにお願いする事は何もない。
「まるくんの好きなようにしたらいいからね。
いいコだったから、これからはご褒美いっぱいもらえるよ。」
- 往診を頼んだ日
- まるお時間
One thought on “命の時間”
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「余命」については、私も鍵コメさんと同じ思いを持っています。
もう既に辛い思いをご経験されてる方がたくさんいらっしゃって
こちらとしても、本当に色々と考えさせられます。
鍵コメさんに見守って頂けてると思うと、力が出ます。
少しでも後悔する事がなくなるよう、頑張ります。
頑張れます。
何より、いつもありがとうございます。。。