Lovin’ You

何をもって「元気です」と言えばいいのか、わからないまま…
 
 
ma39.jpg
↑ まるおは今、こんな感じで 日々過ごしています。19歳と1ヶ月。
 
 
何年も前から固形のフードは食べられないので、缶詰やパウチなど色々試した結果
今のフード(ロイヤルカナン・腎臓サポート)に辿り着き、それ以来 命を繋いでいます。
それもこれも、色んな情報をネットから得たお陰なので、自分自身も今後は少しでも
何かしら情報発信して、いつか誰かの役に立てればいいな…
と思ってはいるものの、行動がまだ伴っていません。。。
 
 
勘違いされてる方が多いのですが、まるおは寝たきり状態ではなく、自分で御飯も
食べるし、おトイレにも行きます。便秘気味でしたが、ラキソベロンという液体の下剤を
朝3滴ほど餌に混ぜ、トイレ中にちょっとアシストする事によって解消されました。
 
 
先月 一年振りに血液検査をして、腎臓の数値だけを見ると以前よりマシになって
いました。毎日少しずつ皮下点滴をしているので、それのせいかと思われます。
瞳も若干濁っていたのが、クリアになってきたような気がするし、毛並みもキレイです。

皮下点滴は、主に夫がしています。本来なら、たくさんするべきなんでしょうが
どうもまるおには50〜80ccくらいが適量なようなので、毎晩5分程度で済みます。
こんな事なら「もっと前からしときゃ良かった」と夫は言いますが、元気な時は
すぐ逃げてしまって無理だと気付きました。
 
 
やはり何でも、その時々に応じて処置していくしかないようです。
腎臓の数値は多少なりとも改善されましたが、一方では貧血がひどく
歩いたり、座ってる時でさえふらつく事があるのが気がかりです。
 
 
お正月に行った3件目の動物病院で、食べない事を告げると「管を通す方法がある」
と説明し出したので、「それ(そんな考え)はないです」とキッパリ言いましたが
その後も長々と「実績」を話され、後日また同じ話を違う受付の人にされたので
完全に嫌気がさしました。
 
 
飼い主なら、例えどんな事をしても生きていて欲しいと思うものですが
限度があります。私と夫でも、その境界線はかなり違いますが、極力
まるおが嫌がる事はしたくありません。
 
 
皮下点滴も、痩せ細ったコには難しくなるばかりで、いつか出来なくなるそうです。
ここまで来たら、「長く生きればいい」というものではなく、「毎日少しでも幸せに
感じて生きてくれたらそれでいい」と思うようになりました。
 
 
往診に来て下さった2件目の獣医さんの見立て(余命一週間)は
今でも間違ってなかったと思っています。
私達も必死だったし、努力もしたけれど、何よりも生きようとする
「動物の本能」には 底知れないものがあります。
生きることしか考えない… それが今に繋がっているとしか思えません。。。
 
 
 
 

3 thoughts on “Lovin’ You

  • 2013年4月22日 at 8:08 AM
    Permalink

    SECRET: 0
    PASS: 911d59fb91891ad9420931eae7a5fb94
    まるおくん、何とか落ち着いているようで良かった!
    ペットの寿命はある程度、飼い主が決めることになるよね。
    一番いいのは、ペットが幸せかどうか…
    かがり。さんは、誠心誠意まるおくんに尽くしていると思う。
    それがまるおくんにも伝わっていますよね。。

  • 2013年4月23日 at 4:25 PM
    Permalink

    SECRET: 0
    PASS: afb70ff99201fe89136759732c4f9886
    まるおが元気な頃は、放ったらかしにして出掛けたり
    色々苦労も掛けたので、こうして夫婦どちらかが
    一緒にそばにいてあげるのも 恩返しのひとつなんです。
    毎日「痛い所、辛い所、苦しい所がありませんように」
    と、願い続けてもう5ヶ月!
    あっという間ですね。。。

  • 2013年4月30日 at 5:08 PM
    Permalink

    SECRET: 0
    PASS: afb70ff99201fe89136759732c4f9886
    バランスを保つのはやはり、経験と実績が必要でした。
    私の方が当然まるおの面倒を昔からみているので、ニーズもわかるけど
    主人は最近まで振り回されっ放しで大変でした。(笑)
    焦りと失望を繰り返し、その姿を見るのもまた、私にとってはストレスでした。
    色んな「負の気持ち」を抱えたままでは、まるおに悪影響なんですよね。
    それで、自分達主導だった日常へ 少しだけ戻しました。
    いつ亡くなるかわからない子にするような対応を
    ずっと続けるわけにはいきませんしね。
    「全力」を続けるのは、どうしても限度があります。
    これからも折り合いをつけて、共存・共生していく事にしました。
    なかなか「お手本通り」にはいきませんが、頑張りますね〜。

Comments are closed.